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「答え」を引き寄せる努力と、自分をダメにする頑張り方の違い。

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『音で苦しまない未来が手に入る本 ミソフォニアの原因と対処法』の著者で、ミソフォニアを完全克服できた人。JADP認定心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。健康管理士1級・管理美容師資格も持つ、心と体の健康をマネジメントするスペシャリスト。毎日300人以上が来訪する「ミソフォニア診断テスト」の製作者。

今回は、あなたがミソフォニア由来のイライラを手放せる未来へ向かう努力と、あなたの人間性をゆがめてしまう努力の違いについてお話ししたいと思います。

答えを引き寄せて、思い通りの未来に近づく3つの努力

ここでお伝えする内容は、あなたがミソフォニアの悩みを解消しやすくなることにとどまりません。

人生レベルであなたにとってメリットがあることなので、ぜひ参考にされてくださいね。

「TY精神」を大事にする

TYとは「とりあえずやってみる」の頭文字をとった言葉で、起業している人の間で大事にされているマインドです。

やったことがないことをやろうとすると、今の僕でもガッツリと「行動ブロック」が立ちはだかります。

(「やらなくてもいい理由」を探そうとしだしたり、急に身体が重くなる=拒否反応が湧きます)

そういう時は頭で考えて、

やってみなきゃわかんないことを、やる前からうだうだ考えても時間の無駄
と自分で自分を納得させて、新しいことに挑戦するんです。

やってみてうまくいくか、失敗するかはもちろん分かりませんが、やってみれば何らかの結果は手に入ります。

「すべてはテスト」位の気持ちで、TY精神を大事にして、小さなトライを積み重ねてみてくださいね。

上手に「他力」を借りる

ミソフォニアは、誰かではなく自分の中にある課題なので、「自力」で向き合っていくという意識も絶対に必要です。

でも、他力を全く借りられないままの自分だと、葛藤で苦しい時間が長くなるので、理解者の協力を得ることができると、問題解決の時短につながります。

ただし、他力に依存することと、他力を借りるのは似て非なること。

「自分のことだから自分でなんとかする」
から、もう1歩進んだ先に
「他力もうまく借りる」
という手段も選べる自分に、進化してけるといいですね、という意味合いです。

原点思考を持つ

原点思考とは、「そもそも」のところへ立ち戻って考えることを意味します。

いま、悩みになっている課題の本質へさかのぼって考えていく思考とも言えますね。

そもそも、どうして自分は音のことでイライラする?

そもそも、自分は今、イライラしたい?

そもそも、自分はどうなりたい?どう在りたい?

問題の枝葉をいじっていても良くならない事は、原点思考を持つことで前に進みやすくなります。

現状以下の未来になる、自分をダメにする3つの努力

残念ながら、あなたのことを幸せにしてくれない努力というものも存在します。

せっかく努力をするのであれば、報われる努力、未来の幸せにつながっていく努力をしたいものですよね。

僕個人の経験だけではなく、学んできたこと、数字の結果で得た事実、納得した事をベースにして、「こっちに行かないほうがいいですよ」と思う努力の方向性を3つお伝えします。

駆け引きのうまさを磨く

なぜ駆け引きのうまさを磨くと、あなたから幸せが遠ざかるのかと言うと、駆け引きをするあなたの周りから、あなたにとって本当に有益な人が離れていくからです。

駆け引きをするのが上手くなると、短期的には自分の思い通りに人の行動を操作することができるようになります。

ところが、あなたがはかりごとをすることに気づいた周囲の人は、自分が損失を被ることを恐れて、遠ざかってしまうのです。

そしてあなたは、駆け引きでリスクを冒しつつ、かなりのエネルギーも消耗するので、長期的なデメリットをなくせないまま、無駄な苦労が多い人生を余儀なくされます。

PDCAサイクルを回さずに、ただ頑張り続ける

「PDCAサイクル」は有名なので、知っている方が多いかもしれません。

簡単に説明すると、

  1. Plan(計画を立てる)
  2. Do(計画を実行する)
  3. Check(見直し、振り返りをする)
  4. Action(改善策をピックアップする)

この4つの改善サイクルを回して、以前よりももっと良くしていくのがPD CAサイクルの役割です。

「がんばっているのにうまくいかない人」というのは、PDCAを行わずにPDDDDD…と、延々とDoを繰り返していくループにはまってしまっています。

特に、ルーティンワークが得意な人は「Do」の繰り返しでストップしてしまいやすいので、意識的に見直し&振り返りの習慣をつけていきましょう。

自分本位な目的の努力

あなたと関わる人のことを考慮せずに「自分がただこうしたいから」といった理由だけであなたなりの努力をしたとすると、いつか頭打ちになる時がやってきます。

自分がやりたくないことを徹底的に避けた努力も、結局やらなかったことの「抜け落ち」を後で回収するハメになるので、あまりおすすめしません。

必要な行動の抜け落ちを放置していると「どうしてうまくいかないのか?」という原因を特定するのが、すごく大変になります。

「こうしたい」「これをやりたくない」
こう思うこと自体に良し悪しはありませんが、理由を説明しようとして「自分がこうだから」になっていることは、自分本位な欲求のサインです。

周囲の人に

「それ、単にあなただけが楽をしたいんでしょ」
と思われた時点で、賢明な人は自分が面倒ごとへ巻き込まれないように距離を置こうとします。

つまり、自分本位な目的の努力は、他力を借りにくくなってしまう方向性の努力なので、

自分はこうしたい。それで、関わる相手はどう?
と、もう一段思考を深めるクセを身につけましょう。

まとめ

ミソフォニアの不快感で悩んでいる人は、なんらかの「自分なりの努力」を頑張って、イライラをやり過ごしながら生きていることと思います。

せっかく努力をしていても、報われない方向性の努力をしている時間がもったいないですし、後から軌道修正をかけるのはもっとしんどいです。

「いま平気だったらそれでいいや」といった刹那的で、長期的なデメリットに目を向けない考え方や、「自分さえ助かればそれでいい」のような考え方は、巡り巡って自分が損をするので、やめておきましょう。

 

 

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『音で苦しまない未来が手に入る本 ミソフォニアの原因と対処法』の著者で、ミソフォニアを完全克服できた人。JADP認定心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。健康管理士1級・管理美容師資格も持つ、心と体の健康をマネジメントするスペシャリスト。毎日300人以上が来訪する「ミソフォニア診断テスト」の製作者。

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