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音以外にも「苦手」だと感じることが多い人へ

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『音で苦しまない未来が手に入る本 ミソフォニアの原因と対処法』の著者で、ミソフォニアを完全克服できた人。JADP認定心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。健康管理士1級・管理美容師資格も持つ、心と体の健康をマネジメントするスペシャリスト。毎日300人以上が来訪する「ミソフォニア診断テスト」の製作者。

ミソフォニアで悩んでいる方からは、色んな「苦手」を聞きます。

「苦手」の具体例
  1. 人と接するのが苦手です
  2. 気になったことは、とことん考えないと気が済みません
  3. ○○が許せません
  4. 苦手な食べ物がたくさんあります
  5. 生理的に受け付けません

僕も好き嫌いの区別はハッキリしている方なので、そう思う感覚はわかります。

そこでひとつ、ご提案です。今一度「やめること」を決めてみませんか?

たとえば、まだ試していないこと、やっていないことに対して持っている苦手意識を手放す、などです。

「苦手だから避ける」ばかりを繰り返していると、できることの幅が狭くなるので、未来は先すぼまりの一本道になります。

せめて音以外の「苦手」は減らせた方が生きやすいと思うので、最初に挙げた5つの苦手意識の手放し方を解説してみます。

人と接するのが苦手、もしくは不安がある

場数をこなしましょう。なぜなら話す前に、考えすぎているからです。

「こう思われたどうしよう」「言っていることがうまく伝わらないかもしれない」といったタラレバの不安は、基本的になくせません。

僕はかれこれ20年以上も人と話す仕事を続けていますが、場数をこなして、慣れることはできました。

人と話すことに慣れてはいますが、不安がないのかといったら、そうでもありません。

「どう思われても構わない」といった、ある種の開き直りは持っていますね。

気になったことが頭から離れない

「気が済むまでとことん考え込んでしまう」という人は、思考の断捨離よりも、思ったことを口に出すクセを付けてみましょう。

あなたがどんなに考えを深めたり、悩んだりしていても、言葉として口にしない限りは、人に伝わりません。

いっそのこと、その「考え込んでいるプロセス」そのものを話すほうが、考えも早くまとまります。

話す相手がいなくても、問題ありません。

「口に出したことをどんどんノートに書き出していく」というワークをすると、自分一人でも思考をまとめやすいです。

「許せない」と感じることが多い

そもそも「許す・許さない」という考えは、どこから出てきたものでしょうか?

あなたに矛先が向いた問題でしたら、許せないと感じるのも無理はないと思います。

そうだと言い切れない場合は、自分の一方的な思い込みがないか、今一度確かめてみてください。

「なぜ」許せないのか、第三者が聞いて納得できる理由のない「許せない」は、思い込みを温めてしまっている可能性が高いです。

味覚の苦手が多い

トラウマなども関係しているかもしれませんが、単にもっと上質なものを口にしたことがないだけの可能性もあります。

たとえば僕は、ラム肉の独特の甘い香りが苦手でしたが、新鮮なラムは臭くないことを体験して、食わず嫌いしなくなりました。

すべてが「変えられない苦手」だと決めつけてしまう前に、例外を探してみることも大事です。

これは、ミソフォニアの解決策にも通じる内容だと思います。

生理的にダメ

こういった論調で語るのは、異性の好みぐらいに限定してみてはいかがでしょうか。

愚痴吐きなどにも同じことが言えますが、結論が「仕方ない」に戻ると分かっていることは、やるだけ時間と思考力のムダです。

人生単位では、途方もない時間をムダにすることになります。

まとめ

要するに「やめる」と自分で決めた瞬間から変わることも、たくさんあるということです。

  • まだ試していないことがあるなら、やってみる。
  • 数回試してうまくいかなくても、早合点せずに「数を打つ」をやってみる。
  • 考え込むよりも、口に出す。
  • 自分の視野を、意識的に広げるようにする。

あなたが反応する音も「苦手」と決めつけてしまう前に、苦手を「平気」にする方法は考え切ったでしょうか?

「根気」と「度胸」が必要な場合もあります。答えを引き寄せるために必要なことを、改めて考えてみてください。

 

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『音で苦しまない未来が手に入る本 ミソフォニアの原因と対処法』の著者で、ミソフォニアを完全克服できた人。JADP認定心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。健康管理士1級・管理美容師資格も持つ、心と体の健康をマネジメントするスペシャリスト。毎日300人以上が来訪する「ミソフォニア診断テスト」の製作者。

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