人間関係を壊す、ミソフォニアの人が今すぐやめた方がいい3つの行動

ミソフォニアあるある

今回は、ミソフォニアの人がついやってしまいがちで、不幸のループへ堕ちる原因になる考え方・行動グセについて話します。

今回の内容を理解していないと、大事な人間関係を壊して、人から距離を置かれてしまうようになってしまうからです。

ではさっそく、ミソフォニアの人がやってしまいがちで、やらない方が良い3つの行動について解説します。

自分の不愉快な感覚と、適性の良い「正義」をひっつける

特定の音を聞いて感じる理不尽な怒りは、場にふさわしくないキレイゴトの力を借りると、筋の通った理屈のようになります。

[topic color=”blue” title=”理不尽さ×キレイゴトの具体例“]

  • 相手のマナーが悪いから、イライラする
  • 非常識で、迷惑な人の出す音だから許せない
  • 不快な音を平気で出している、自分さえよければいい無神経な人

[/topic]

しかし、ミソフォニアはあなたの頭の中にある、神経回路が条件反射を起こしているだけです。

そこに、今はとくに持ち出さなくても済むはずの「正義」を振りかざすと、問題の本質からどんどん逸れていきます。

そもそも、あなたの感じるイライラが、常識で語れない感覚だからこそ苦しんでいるわけですよね。

なので、聞こえの良い「正義」や「常識」を盾にした論調をやめるようにしないと、あなた自身が窮屈になってしまう一方になります。

音を出す相手のことを睨んだり、全否定する

これもついやってしまいがちですが、あなた自身が相手から嫌がらせを受けたり、恨みを買う原因になるので、やめておきましょう。

音を聞いて、条件反射が原因で湧く感情は、自分の本音とは違うんだという認識が必要です。

「本音の感情」と「ミソフォニア感情」の具体的な違いや見分け方については、カウンセリングの中で詳しくお伝えできます。

「音を出す相手が悪い」と決めつける

こう思いたくなる気持ちもよくわかりますが、嫌な音を出す相手には悪意のカケラもありません。

単に「何も思ってない、普通にしている」だけです。「じゃあ、なにも考えないのが悪い」と思うかもしれません。

しかし、そもそもミソフォニアでない人からすれば、出している音が「迷惑な音」だとは感じませんから、感覚の違いがある、ただそれだけです。

まとめ

「とにかくイライラする」のがミソフォニア当事者の気持ちだと思いますが、今の場所から先へと進むためには、普通の人の目線も客観的に考えましょう。

ミソフォニアで感じるイライラは、あなた自身の本音から湧く怒りとは、まったく別です。

2つの感情を、明確に区別して扱うようにしないと、やがて自分の本音が迷子になります。

ミソフォニアのことで親しい人と揉めて、人間関係が壊れてしまって、「不幸のどん底」のような気持ちになる理由は、それが本音から望んだ結果ではないからです。

[aside type=”boader”]

本音を知る=自分のことをもっと丁寧に見ること。
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耳あたりのよいキレイゴトは、あなたのことを守ってくれる武器にも、防具にもなり得ません。

それよりも優先して、自分自身の内なる声に、もっと耳を傾けてみるようにしてみましょう。

 

 

 

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