【当事者Q&A】自分がミソフォニアなのを、カミングアウトしようか悩んでます。

このサイトのミソフォニア診断テストを受けて、自分はミソフォニアなんだと分かりましたが、普段から仲のいいグループ内で、打ち明けようかどうか迷ってます。
ミソフォニアのことを、どうやって説明したらいいのかよく分からないっていうのもありますけど、今後の関係がギクシャクしないかが一番心配です。
もしも自分がミソフォニアだと、周りの友人にカミングアウトした場合、実際はどうなるでしょうか?
関係値の深さ(=仲の良さ)の違いによって、カミングアウトの後でどうなるかは変わります。
具体的に、どのような違いが出るのかを説明しますね。
関係値が「普通」ぐらいの人にミソフォニアを打ち明けた場合
あなたに対しての好意が「普通」ぐらいの仲間は、こう考えます。
つまり、面倒だから距離を置こうと考える人が、かなりの割合で出ると予想されます。
関係値が「深い」人にミソフォニアを打ち明けた場合
お互いに親しい関係性の人にミソフォニアを打ち明けた場合、打ち明けられた相手はこんな風に思います。
打ち明けられた人は、何も悪いことをしていないわけですが、思いやりのある人には余計なショックを与えてしまうかもしれません。
ミソフォニアがバレるのは、あなたの「弱点」がバレるのと同じ
ミソフォニアの人が、具体的にどんな音に反応するのかぐらいは、クグればすぐに出てきます。
非ミソフォニアの人が、ミソフォニアのことを具体的に知れば知るほど、あなたとは物理的・心理的に距離を置きたくなることでしょう。
なぜなら、人は誰しも気楽でいられる時間を失うのは嫌だからです。それは、あなたも同じですよね。
それどころか、あなたを快く思わない人からは、「嫌がる音をわざと出す」という嫌がらせを受けるリスクまであります。
ミソフォニアのカミングアウトには、相手次第でリスクが付きまとうことを理解しておきましょう。
まとめ
思いやりのある人にはショックを与え、単なる仲間からは距離を置かれるので、自分がミソフォニアだということを、熟慮なしで打ち明けるのはおすすめしません。
少なくとも、自由な行動に、納得できない理由でブレーキをかけられたい人は誰もいないので、カミングアウトの判断は、慎重になった方が無難だと思います。
ミソフォニアの感覚がない「普通の人」がどう思うのかについて、リアルな想像ができるようになると、適切な判断がしやすくなるでしょう。