ミソフォニアの辛さで「折れないメンタル」を保つために、意識したい2つの生活習慣。

ミソフォニアの基礎知識&対処法

ミソフォニアの症状を抱えていると、何もない人からは想像することすら難しいぐらいの、ひどい精神的ストレスに悩まされます。

そこで大事になるのが、ストレス耐性の高い自分を守るということ。「肉体的な健康」を保つ習慣は、ミソフォニアが原因のストレスで折れてしまわないメンタルを保つことにもつながります。

今回はミソフォニアの人が日頃から気をつけたい、守るべき2つの生活習慣「睡眠・食事」についてお届けします。

ミソフォニアの人が睡眠の「質」を上げる、4つの方法

ミソフォニアの人の中には「寝れない」という、自律神経の不調からくる不眠の悩みを抱える方も、一定の割合でいます。

安眠できる環境をととのえて、脳の疲れを持ち越さないようにすることで、ストレス管理だけでなく「考える力」を守れます。理性的に考えられる状態を保てる人の方が、ミソフォニアの症状による苦痛も軽くしやすいので、睡眠の価値を軽視するのは禁物です。

具体的に何をすれば睡眠の質を上げられるのか、以下の4つを意識してみてください。

  1. 睡眠時の耳栓着用
  2. 耳栓×適度なボリュームの音楽で、安眠妨害する音をシャットアウト
  3. HSP気質持ちの人は、遮光を徹底
  4. 室温は睡眠の至適温度(19〜22℃)をキープ

睡眠時の耳栓装着

長時間の耳栓着用は、脳に必要な聴覚刺激までさえぎってしまい、音への感度を上げてしまうと指摘されています。

ただし就寝時は耳栓をする習慣で全く問題ありません。私は20年以上耳栓をして寝ていますが、特に悪影響はありませんでした。

一つだけ、長時間の耳栓着用で耳のトラブルを起こさないための「耳メンテナンス法」は知っておく必要があります。詳しくは耳栓の記事で解説しています。

快適な環境は、自分で作る

壁越しの声やテレビの音、上階の足音や誰かのいびきなど、睡眠を妨害する音からは徹底的に自衛策を講じましょう。

こういった類の問題を人に訴えたところで、良くならないことがほとんどです。耳栓を付けて、睡眠を邪魔しない音量のノイズまたは音楽を流すことで、ほぼ全ての生活騒音をシャットアウトできます。「耳栓はつけているけれども、微かにノイズまたは音楽が聞こえる」ぐらいのボリュームが適切です。

遮光カーテン以外の遮光方法も取り入れてみる

私はHSPの気質も持っているので、光にも敏感に反応して、特に夏場は早朝に目が覚めてしまいます。

対策として実践しているのが、「遮光カーテン×完全遮光フィルム」の組み合わせです。近年は窓用の遮光フィルムというものも市販されていて、完全遮光にはかなり役立ちます。

この窓用遮光フィルムは、遮光だけが目的でしたら、カーテンが要らないほどの性能です。フィルムの表面がテカテカしていないので、どんな部屋でもしっくり馴染みやすいのもポイントです。

季節と無関係に「深い睡眠」を得られる、気温のコントロール

快眠を得るのに理想的な温度(睡眠の至適温度)は「19〜22℃」だと言われています。結構低めの気温ですが、実際にこの温度を保つと、真夏でも真冬でも、気温で目を覚ますことがほぼありません。

  • 真夏は22度の冷房と、薄手の毛布2枚
  • 真冬は20度の暖房と、加湿器

この空調環境にすると、夏バテもしなければ、風邪もほとんど引きません。

睡眠時間を「死守」することがボーダーライン

いまどきはスマホの誘惑が多すぎるので、睡眠がつい後ろ倒しになってしまっている人も多いと思われます。

ミソフォニアの症状をひどくさせないためには、最低でも午前0時までの就寝と、7時間以上の睡眠時間を死守したいです。

今の自分を守るためにも、HPの全回復を最優先する——そういう感覚で睡眠を大切にしてください。

食事は「偏らせない」ことが大事

食事に関しておすすめする内容をお伝えします。

  1. 3大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)を毎食必ず摂る
  2. 神経の働きを不安定にさせる糖質の過剰摂取や、塩分の取りすぎに気をつける
  3. 焦燥感や苛立ちを助長するので、カフェインの摂取は控えめにする意識で

流行の糖質制限食(ロカボ食)も、ミソフォニアの症状がある人にはあまりおすすめしません。3大栄養素のうちどれか一つの摂取量が大幅に不足していると、極端な食欲が暴発しやすくなり、栄養の偏りにつながるからです。

まとめ

ミソフォニアの症状そのものを変えることはすぐにはできなくても、ストレス耐性を保つ土台を整えることはできます。

睡眠と食事という基本的な部分が崩れると、同じトリガーに対する反応の強さも変わります。逆に言えば、土台を整えることで反応が少し和らぐ余地が生まれます。

まずは今日の睡眠から、一つだけ変えてみてください。

もう少し深く知りたい方へ

最後に2つご紹介させてください。生活環境を整えると同時に、反応の仕組みを理解することで、より根本的な関わり方が見えてきます。

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