【当時者Q&A】生きるのが苦しいです。毎日が地獄で、ミソフォニアの苦痛に耐えられません。

足音・あくび・子どもの声や車のアイドリングの音、鼻すすりの音やテレビの漏れ聞こえる音とか、ダメな音がどんどん増えていて、もう消えてしまいたいです。
家族と同居していますが、嫌いな音を聞くのが怖くて、部屋からほとんど出られません。
たくさん怒鳴ったり、泣いたりもしましたが、もう疲れてきました。
自分なんか、生きていても意味がないと思う時もあり、いっそのこと死んでしまいたくなります。
この治せないミソフォニアという病気は、我慢するしかないんですか?
もうこれ以上、音の苦痛に耐えられそうにありません。どうしたらいいんでしょうか?
悲観してしまう気持ちはよく分かります。過去の僕も、何度自決しようと思ったか、数え切れませんので。
まず話の前提として「ミソフォニアが治せない病気だ」という、一方的な決めつけをやめるようにしましょう。
でないと、ミソフォニアを完治させた、僕の存在自体が嘘だということになってしまいます。
ミソフォニアが「治らない病気」という決めつけは、単なる早合点
そもそも、現段階でミソフォニアは「精神病ではない」と定義づけられていますので、病気扱いすることそのものが不適切です。
ミソフォニアの原因も、ある程度までは明らかになっていますし、対処法として「我慢するしかない」は、見るべきポイントがズレていると感じます。
臨床心理学の観点だけから見ると不可解なミソフォニアは、条件反射の仕組みに当てはめると、矛盾なく語れる現象です。
くわしくは、参考記事をお読みください。
「第三者の視点」が想像できる自分を保つ
そして次に、事態の客観視を徹底するようにしてみましょう。
- 「嫌な音を出される」ではなく「特定の音が出ている」
- 「迷惑な音」だと思う理由を、「常識やマナー」といった概念を外して説明する
人は悩みの渦に陥ると、視野狭窄を起こしがちです。
どんなに激しいイライラがあったとしても、目の前のことしか見えない状態から理性的に脱却して、
が具体的にイメージできる自分を保ちましょう。苦しい時こそ、客観的な視点は必要です。
ネガティブのループから抜け出せるか、闇堕ちしてしまうかの境目は、たとえ誰かの力を借りるにしても、最終的には自分の決断力次第になります。
音のイライラの渦中にあっても「人として、どういう自分で在りたいか?」を見失わないようにしてくださいね。
スピリチュアル観点から見た、ミソフォニアの人が考えさせられそうな話
参考になるかは分かりませんが、僕が過去に「霊能者」と言われている人たちと話をして、「同じことを言っているな」と感じた共通点をシェアします。
スピリチュアル系の人曰く、人はその人生を「選んで」生まれてくるんだそうです。
あの世からみて現世は、魂の格を上げるための「修行」をする場所で、今の親の子どもとして生まれて、生前は成せなかったことを成すために生まれてくる。
生まれ落ちると、人は約束したはずの、人生のミッションを忘れてしまう。
自分で選んだ人生を、最後まで全うするのが最低限の責務。
たとえどんな理由があったとしても、自殺は一番重く罰されてしまない。なかなか成仏できない。
理由は霊界で、生まれる前に交わした約束を破ることになるから。
そんな内容の話を、どのスピリチュアル系の人も語っていました。
僕は霊感0人間なので、確かめようがありませんが「へぇ、そういうものなんだね」ぐらいの感覚で理解してます。
まとめ
ミソフォニアの辛さで「死にたい」と考えてしまう人には、あるワークを実践してみていただきたいです。
- 自分が助かると、他の人の命は助からない
- 助からない他の人たちを目の前にして、「自分が生きたい理由」を語る
これは、自分の「人生のミッション」をあぶりだすためのワークです。
- あなたの命は、他の人に譲れるほど軽い命ですか?
- 本当は、どうしたくて、どうなりたいんでしょうか?
音を出す人ではなく、自分自身から目をそらさずに、向き合ってみてくださいね。